2016年8月8日月曜日
【 原作で読もう!真田丸 】 出浦昌相はまだ死んでない!復活を希望します〜!の巻。
日曜日のNHK大河ドラマ「真田丸」は
秀吉が死んじゃった!
はともかく
出浦様まで死んじゃった!!!
という大変な展開になってしまいました(><;)
物語は、真田パパと密談して家康を暗殺しようとした出浦さまが、忍者の本領発揮で家康のところに忍び込んだまではいいんだけれど、
なんと!真田信幸(洋ちゃん)のせいで見つかる!
というものすごい流れで、結果・・・・
火遁の術で爆死!!!!
ということになってしまったというお話。
・・・ああ、物語前半から真田家の名実共に支えであった出浦さまが死んじゃったので、出浦ロスが激しくなりそうです。
でも、ちょっとまてよ?!
史実では、こんな変な所では死なず、信幸あらため真田信之の松代藩までついてゆくはずの出浦さま。
もしかすると、実は死んでいないのかもしれない!と思い直しました。
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というわけで、出浦さまの周辺を洗ってみると、なななんと、
「出浦昌相、まだまだ死んでない説」
が出てきたので紹介しておきたいと思います(^^
そのネタ元は、なんとNHK公式サイトに隠れています。
真田丸サイト インタビュー
http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/special/interview/interview40.html
記事は、先日公開されたばかりの「寺島進 独占インタビュー」ですが、ここに面白いリークが載ってました!
寺島さんいわく(引用です)
”第31回では・・・死ぬような目にあってしまいましたからね。”
”史実では、今後出浦が信幸に仕えるというようなこともあるようですが・・・”
”三谷さんにお伝えしたら『ちょっと考えます』とお返事”
だそうです。
ということは、ということですよ!!!!
三谷さん、何か考えているはず!!!
そして、史実にもある程度沿う形で、出浦さま復活もありえる予感です!!!
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うーん、終盤までたぶん引っ張りそうですが、あっと驚く再登場に期待できそうです(^^
というわけで、今回の原作で読む真田丸のコーナーは、
真田信幸が上田から松代に転封になったときに、信幸(このときは信之)が出浦さまに書いたというお手紙を読んじゃいましょう!
おぎはら植物園さんのサイトより
http://www.ogis.co.jp/sanada.html
上田市 デジタルアーカイブさんのサイトにもあります。
http://museum.umic.ueda.nagano.jp/sanada/siryo/sandai/130001.html
「元和8年10月13日 出浦対馬守宛 真田信之書状」
”
尚々、我等事もはや老後に及び、万事入らざる儀と分別せしめ候へども、上意と申し、子孫の為に候条、御諚に任せ松城へ相移る事に候 様子に於ては御心易かるべく候 以上
去る十一日の書状鴻巣に参着、披見候
仍って今度召しに付いて、不図参府仕る処に、河中嶋に於て過分の御知行拝領せしめ候
殊に松城の儀は名城と申し、北国かな目の容害に候間、我等に罷り越し御仕置き申し付くべきの由、仰せ出だされ候
彼の表の儀は拙者に任せ置かるるの旨、御直に条々、御諚候
誠に家の面目外実共に残る所なき仕合せにて、今十三日鴻巣に至って帰路せしめ候 先づ上田まで罷り越すべく候間、其の節申すべき事これ在る儀、一角所迄遣わされ候 祝着に候 猶、後喜を期す 謹言
十月十三日 伊豆守 信之(花押)
出浦対馬守殿 ”
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今回の真田丸にも出てきましたが、この時代の文書は「追伸」やらなんやらがあるので、最初のところはむしろ「追伸」で、これ以上追加がないので「以上」と書いてあるらしいっぽいです。
ということは読み方はこんな感じに。
”11日に鴻巣に書状が着きましたので読みましたよ。
今回呼び出されたのは、川中島で過分の知行地をいただけるという話でした。
松代は名城と聞いていますし、北国の要の要害ですから、将軍様直々に私にお任せくださるとのことで、真田家の面目もたいへんに幸せだと思います。
13日に鴻巣に来たところなのでこれから帰りますが、 上田に着くまでの間に、この件について段取りをまとめておいてください。まずはめでたいということで。
追伸:私たちももう年寄りになってしまったし、すべてが受け入れられる話ではないけれど、お上の意向でもあるし、子孫のことも考えて松代に移る決心をしました。そういうことで、よろしく 以上
信之より、出浦どのへ”
追伸のところが重要で、「ああ、松代へ行きたくなかったんだな!」ということがわかります。
本音が覗いてる。同時に、出浦さまは信幸の信頼が厚かった様子も伝わってきますね!
ちなみに、鴻巣には小松姫のお墓がある、真田ゆかりの土地です。
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