GWは、遠出しようかと迷ったのですが、あえての姫路城ではなく、ちょびっとマイナーな明石城に行ってきました!
明石城は、明石駅からすぐ歩いていけるし、公園にもなっているので遊びに行くにはもってこいですが、「お城」としては、天守がなく、いわゆる見どころが少なそうなので、城郭好きさんには物足りないかもしれません。
でも!
今回のGWでは、櫓の中が公開されていたりして、かなり楽しめました。
こちらは坤(ひつじさる)櫓。
赤い格子が見えますか?!
こちらの面は、千鳥破風と唐破風が合体したような構成になっています。
なんでも、この櫓凝った造りになっているのは「伏見桃山城」からの移築だからだそうです。
なので、「秀吉」が好んだデザインになっているのだとか(^^
さて、やぐらの上部には上がれなかったのですが、内部が特別に公開されていて、いろいろな資料を見ることができました!
特に、古瓦が多数展示されていて、元城主の小笠原氏の「三階菱」の家紋が入った鬼瓦などを堪能(^^
実はこの坤櫓、明石城では天守が作られなかったので、ほぼ天守の代わりとして用いられていたようです。
なので、デザインや格式がちょっと頑張ってる感があるのかもしれません。
一方、こちらは現存する櫓のもうひとつのほう「巽櫓」です。やっぱり坤櫓よりかは、格式が下というか、ちょっとだけチャちい感じが(^^;;
その代わり、この付近には展望台があって、明石駅方面を見渡すことができます。
歴史好きとしては、復元された塀の造りが気になって、思わずパチリ。
しっくいの塗り固め具合が、かの姫路城の復元工事を思い起こさせます!!
(景色より、しっくい?!)
というわけで、明石城は、天守こそないものの、城郭や城壁はなかなか味わい深いので、ぜひ姫路城と比べながら訪れてみてくださいね〜。
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