先日の日曜日のNHK大河ドラマ真田丸、第21回放送は
「戦端」
ということで、沼田城の領有権を巡って、北条氏と真田氏が争う・・・しかし、それは秀吉の前で裁判をして!
という展開でした(^^
沼田城が誰の正当な持ち物か、という点はたしかにややこしくて、ある時期まではたしかに北条氏が制圧していましたが、真田パパは「北条氏に従います〜」というフリをしている間に沼田を手にいれて、その後、
そのまま上杉へついてしまう!
という無茶をやったので、揉めたのです。ああ、やっぱり草刈パパが悪いのね!(笑)
それはともかく、領有権が揉めてしまった以上は、秀吉が仲裁して・・・という流れになっているわけですが、いよいよ次回は、
戦国版リーガルハイ!
が開催される模様!
・・・このお話。結論から言うと、さらに揉めます(苦笑)
秀吉の裁定は、沼田は北条方のものとして、沼田城代に 猪俣邦憲を入れるのですが、ところが、この猪俣氏、勢い余って沼田の支城だった
名胡桃城
まで攻めてしまったので、この城は真田のもんじゃい!と話がややこしくなります。
なんと、これが引き金になって、かの有名な「小田原征伐」がはじまってしまい!さらには
のぼうの城
で、野村萬斎が踊りだすハメになるとは、誰も想像がつきません(^^;
(忍城は小田原の支城でしたので)
さて、というわけで。
この場面、「加沢記」ではどうなってるかを見てみます。
テキスト打ち直すのめんどくさいので、近代デジタルライブラリーより該当画面をパチッとな。
出典 近代デジタルライブラリー「加沢記」
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020961
コマ68
「秀吉公御扱を以って、北条殿と昌幸公和談 付所々城代の事」
eine的に要約しまーす。
「北条殿が上洛しないので秀吉は、不審に思って、『いてもうたろうか、われ』と思っていたのだが、家康がいろいろと根回ししたので、北条氏照が上洛した。
でも、細かい領地の境目とかそんな話があるので、北条の老家臣である(板部岡)江雪斎が上洛して、 いろいろごにゃごにゃ言った。」
「そこで、秀吉は実況検分役を使わしたところ、大泉源三郎信幸とか、矢沢のおっちゃん(”沼田は渡さん”とずっと言ってるおじさん)とか 、出浦☆進とか(かっこいい!)が飲み食いさせて、領地をどこそこで区切ることがまあ、決まった」
「ようするに、名胡桃城から3分の1は、真田領、それ以外の3分の2は北条領、ということで両者は和睦したので、秀吉の使いは帰った」
「それから、誰をどこに配置するか、いろいろ采配したよ」
というお話。
あれ?!
源次郎のリーガルハイは!!!!
えーっと、三谷さんの脚本が、日曜日にどうなるかはさておき、加沢記的には、
頑張ったのは、大泉お兄ちゃんと、矢沢のおっちゃんと、出浦さん
みたいです。 あれれ?!
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